冷えはセロトニン不足

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あたためてもいっこうに改善しない冷え。筋肉が少ないことも原因の一つですが、もう一つ、セロトニンが不足している可能性が高いんだそうです。セロトニンというのは脳内の神経伝達物質の一つ。いろいろ大事なはたらきをしているのですが、体温調整にも関わっているんですね。

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セロトニンの分泌量変化と体温変化はほぼ一致

わたしたちの体温は、起床とともに高くなり就寝後に下がるようにコントロールされています。セロトニンを分泌する縫線核には血液の温度センサーとしての働きがあるんです。

セロトニンが足りないと、体温を調節する温熱中枢に血液の温度をしっかりと伝えることができなくなります。つまり、血液の温度が高くなっているという連絡が温熱中枢に伝わらず、いつまでたっても体温が上がらず低いままの状態になってしまうんですね。

セロトニン不足になる原因

セロトニン不足になる原因は生活習慣にあります。

  • 運動不足
  • 肉類や乳製品の食べ過ぎ

以上が主な原因です。

肉や乳製品をそんなに食べていない人でも、セロトニンの原料になるアミノ酸(トリプトファン)とそのほかのアミノ酸の摂取バランスが悪いと、セロトニンは増えてくれないそうなんです。

セロトニンを増やすのは簡単じゃないんですね……。

脳内セロトニンを増やさないといけない

セロトニンは腸内ではたらくものが大半で、脳内セロトニンはわずか2%ほどなんだそうです。一般のセロトニンと脳内セロトニンは、互いに行き来することはできません。脳内によけいなものが入り込まないために血液脳関門というのがあって、一般のセロトニンは通過することができないからです。両者は、まったくのベツモノなんですね。

体温に関わるセロトニンは脳内セロトニンです。冷えを改善するには、脳内セロトニンを増やす必要があるんです。

脳内セロトニンの増やし方

脳内セロトニンの主な原料はトリプトファンというアミノ酸です。トリプトファンはセロトニンだけでなく、ナイアシンというビタミンB3の原料でもあるんです。セロトニンは優先順位が低いので、ナイアシンがじゅうぶんでないと、トリプトファンはすべてナイアシン製造に使われてしまうことになります。

だから、脳内セロトニンを増やすには、まずナイアシン(ビタミンB3)をしっかりとることが大事なんです!

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ビタミンBは総合体でとったほうがいいんですよ。わたしが今飲んでるサプリメントです。

また、原料のトリプトファンが血液脳関門を通過するのにもライバルがいます。フェニルアラニンやロイシンといったアミノ酸です。この関門を通過するには、フェニルアラニンやロイシンなどとのバランスが重要なんです。つまり、トリプトファンよりもフェニルアラニンやロイシンが多い肉類や乳製品などを取り過ぎると、セロトニンは血液脳関門を通過しにくくなるんですね。

結局、何をどう食べればいいかというと、パンやパスタなどの小麦製品やコーン類、肉類、乳製品などに偏った洋食中心の食事を見直し、米や魚介類、大豆、野菜類を中心とした和食を取り入れてバランスよく食べることです。

冷えがつらくなったら思い出してください。

脳内セロトニンについて、詳しくはこの本で

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