アレルギーは腸内環境の悪化が主な原因らしい。やっぱり腸なんですね。やっぱり乳酸菌なんですよ。
アレルギー源をつきとめたり、自分にぴったりの乳酸菌を探したりするのってタイヘンじゃないですか。
ここはやっぱり気長に体質改善で根治をめざしたいところ。
つまり、自分がはじめから持ってる腸内の善玉菌たちを増やすとりくみです。
善玉菌のエサになるオリゴ糖とは
乳酸菌サプリやヨーグルトをいろいろ試すより、オリゴ糖をとるほうが簡単ではないか。自分のからだにいる乳酸菌を増やしてくれるかもしれないんですから。そんな考えからオリゴ糖について調べてみた。
すると、オリゴ糖にもたくさんの種類があって、甘くないものや整腸作用のないもの、抗アレルギーどころかアレルギー源になるおそれがあるものまであるとわかった。
整腸作用がある主なオリゴ糖は、
- ラフィノース
- ガラクトオリゴ糖
- キシロオリゴ糖
- フラクトオリゴ糖
- 大豆オリゴ
- ラクトスクロース
- パラチノース
- キトサンオリゴ
この中で天然のオリゴ糖は、ラフィノースと大豆オリゴだけだそうです。
ラフィノース
オリゴ糖の中で一番製品化されているオリゴ糖です。
ビート(甜菜・砂糖大根)が原料です。
製品には
- ラフィノース100
- ビートオリゴ
- 北海道てんさいオリゴ
- ビートオリゴ
などいろいろあります。
有名なカイテキオリゴは、ラフィノースだけでなくミルクオリゴ糖・乳糖・セロオリゴ糖・ショ糖が独自に合成されています。単一のオリゴ糖をとるよりいいそうなんですね。わたし的には牛乳由来のものが含まれている点が気になってます。価格も高い。でも人気です。
大豆オリゴ
大豆オリゴ糖は、大豆食品からとるのが一般的なようです。大豆オリゴ糖だけを抽出した製品は見当たりませんでした。
日頃から大豆製品をよく食べている人は、大豆オリゴ糖も自然にとってるってことなんですね。
オリゴ糖も乳酸菌と同じくいろいろあるようで
乳酸菌のエサになるというオリゴ糖にもいろいろあって、やっぱり相性の良い悪いがあるようです。だから単一のオリゴ糖より複数組み合わさったオリゴ糖製品のほうが効きやすいってことなんでしょう。
どのオリゴ糖をとったにせよ、便秘が治っただのアレルギーが改善したとか言う人がいる一方、何の変化も見られない、かえって便秘がひどくなった、という人がかならずいるんですね。これはもうすべての健康食品やサプリメントにあることです。自分に合うとは限らないってことですね。
やっぱりこれさえとればだいじょうぶ、みたいな都合のいいものはないんですね。と心得た上でぼちぼち試していこうと思います。
ところで、日頃から過食気味で腸が疲れているような場合は、何をとってもからだが受けつけてくれません。まずは腹八分目から始めたほうがいいかもしれません。自戒を込めて。