どういうわけかむずかしい理屈はわかりませんが、マグネシウムを補うための「にがり」を飲むと、肩こりがラクになるんです。うそみたいな話ですけどホントなんです。
マグネシウムが効くワケ
片頭痛もちはほぼ間違いなくマグネシウム不足なんだそうです。
片頭痛が起こりそうなとき、わたしの場合は首の付け根のコリから始まります。その時点でマグネシウム水溶液、つまりにがりを飲むと片頭痛発作が回避できることが多いんです。いつの間にか首のコリがなくなって、頭に響く不快感が消えてるんです。
はじめはほんとにマグネシウムが効いているなんて信じられませんでした。気のせいでも思い込みでも何でもいい。効いていると思いたかったんです。でも、どうやらほんとに効いているみたいなんです。
つまりわたしはマグネシウム不足だったんですね。だからマグネシウムが効く。マグネシウムには細胞の緊張感をやわらげるはたらきがあるそうです。
数年前、鉄不足による重症の貧血と診断されてびっくりしたことがありました。それが更年期障害のはじまりだったように思います。鉄分やカルシウム不足というのはよく聞きますよね。でもマグネシウム不足なんてあまり聞いたことがありません。
でもね、じつは日本人が一番不足しやすいミネラルがマグネシウムなんだそうです。偏食のない一般的な食事をしていても不足がちになるそうですよ。現代の食習慣がマグネシウムをはじめとするミネラル不足を助長しているんですね。
ミネラルはとり過ぎると害があるし、かと言ってとろうとしても吸収されないまま排出されてしまったりしてバランスを保つのがむずかしい。本来食事で自然にとれるはずのミネラルなんですが、現代はそのバランスを崩す食事が横行しているみたいなんです。
体調が悪い人や病気の人は、マグネシウム不足と言ってまず間違いないそうです。激しいスポーツをしているアスリートやストレスの多い仕事をしている人もマグネシウムが不足していると言います。
更年期障害のアレルギーもちで片頭痛のわたしです。マグネシウムがじゅうぶんとれているはずがありません。だからマグネシウム水溶液が効くのは当然なんですね。
マグネシウムサプリは吸収されない
わたしのマグネシウム補給の方法はマグネシウム水溶液(にがり)です。
マグネシウムのサプリメントや便秘薬として使用する硫酸マグネシウムは吸収されないそうです。固形のサプリメントは、吸収されないどころかほかのミネラルの吸収も妨げるおそれがあるそうです。
ミネラルは単独でとるのはむずかしいんです。乳製品でカルシウムだけとろうとしても、かえってカルシウム不足を招くようなことが起こるんです。
マグネシウム不足を補うには、微量をマメにとることです。塩化マグネシウム500gを水1.2リットルで溶かしたマグネシウム水溶液を作り、それをジュースや味噌汁などにごく少量味が変わらない程度入れてとるようにします。
塩化マグネシウム
片頭痛のひどいときにはマグネシウムだけでは治りませんが、予兆程度のときにマグネシウムをとると、かなりの確率で片頭痛は回避できます。肩こりや首こりに至ってはほぼ改善します。
お試しください。