鉄分が足りない貧血の女性は少なくないんですよね。わたしもそうでした。病院で鉄剤を処方されたこともあります。
でも、鉄剤飲んでも下すばかりで飲めませんでした。
鉄分不足のときの鉄分のとり方、間違ってる人が多いんです。
鉄分不足のときは、植物性非ヘム鉄がいい!
鉄分不足の鉄分摂取には、小松菜などの葉物野菜に含まれている非ヘム鉄が一番吸収率が高いんです! 最新の研究で非ヘム鉄のことがいろいろ解明されてきているようです。
そこのところを誤解している情報がいまだに広く氾濫しているんですね。
レバーなど動物性ヘム鉄は吸収率が悪いので無理して食べても貧血は改善しない。
鉄不足の貧血は、まめに葉物野菜をとるのが一番なんですね。
ところで、鉄剤などで、一度に高濃度の鉄分をとると、三日ほどカラダが鉄を吸収しない仕組みが働くという話です。わたしが鉄剤で下してしまったのは、そのせいだったのかも。
鉄分豊富な食材が鉄分補給によいとは限らない!
一般に鉄分が豊富といわれている海藻類、きのこ類、豆類や種実類は、残念ながら小腸で吸収される状態にならないんです。だから、ほとんどこうした食材の鉄分は吸収されることがないんです。
納豆は、よく噛んでブドウ糖になるまで分解が進んだものは吸収されるようです。
鉄分豊富で知られるひじきの鉄分は、からだに吸収されないばかりか、ヒ素の害が懸念されていますし、プルーンについてはほとんど鉄分が含まれていないと言います。
鉄分補給に関する情報は、けっこう古くから同じことを繰り返されているばかりであまり更新されておらず、お医者さんもご存知ない状態が続いてますが、栄養学とか生物学の分野では日々新しいことがわかってきているんですね。
鉄分の吸収率を上げる方法
鉄を吸収するためには、胃の中がじゅうぶん酸性であることが大事なんだそう。胃酸を抑えるような胃薬を飲み過ぎると吸収率を下げます。
ビタミンC、ブドウ糖、クエン酸、そのほか有機酸・含硫アミノ酸を含むタンパク質などといっしょに食べると鉄分の吸収を助けてくれます。
先日『鉄鍋で鉄分とれる?』で書きましたが、鉄鍋でお酢やケチャップなどを使って調味した葉物野菜の料理は理想的で効果的な鉄分摂取の方法です!
逆に、穀類や豆類に含まれているフィチン酸、乳製品に含まれているリン酸、ホウレンソウ・長ネギなどに含まれているシュウ酸、緑茶のタンニンなどは、鉄分の吸収を妨げるものなので、鉄分が不足しているときは避けるといいですね。
また、亜鉛・マンガン・カドミウム・銅・コバルト・ニッケル・鉛は、鉄分と吸収の窓口が同じライバルなんだそう。サプリメントでミネラルをとっている方は、バランスに注意しましょう。
参考サイトはこちらです。
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