長生きするのはいいけれど、一生歩けることがむずかしいようです。
からだは動いても認知に問題があると、やはり自由に歩き回ることは困難になります。
いずれにしても、運動は大事なんですね。これはもう好き嫌い言ってられません。
下半身よりおしり!?
運動と言えば、まず下半身を鍛えることだと思ってきました。
ところがつい最近、ほとんどなかった腰痛を発症し、座っていられない状況が続いたんです。
長時間いすに座ると腰が痛くなるんですね。
そのとき、おしりが頼りなくて腰を支えきれなくなってるように感じたんです。
すっかり乗らなくなった自転車も、たまに乗るとおしりが痛い。
太ったせいだと思っていたのだけれど、やせてもやっぱりおしりが痛くなる。若い頃はそんなことはまったくなかった。
そういえば、ときどきおしりがだる重になることがある。
これはおしりが弱っているせいに違いないと確信。
そんなとき、この『「おしり」を鍛えると一生歩ける!』という本と出合いました。
それで腑に落ちたんです。
わたしはまずおしりを鍛えないといけない! そう思いました。
やっぱりノーモーション
この本のトレーニングも動かないで止まった姿勢を維持する筋トレです。
静的筋トレは、リハビリや運動習慣がなかった人でも安全に鍛えられる方法なので、わたしのように更年期になってあわてて「筋トレせねば!」と思っているような人にぴったりの方法なんですね。
長年ウォーキングをして健康に気をつけている方でも、股関節や膝間接などの間接を痛めてしまうことが少なくないそうです。
適度で効果的な運動をすることは案外難しいんですね。
先日紹介したピンコロ体操はたった三つの運動でよかったんですが、おしり運動はさすがに三つではすみません。
おしり運動の基本は7つのステップで、それぞれの姿勢を30秒キープするかたちで行います。
めんどうなのは、あおむけやうつ伏せの姿勢があるので、どこでもできるというわけにはいかないところ。一つ一つはすぐできるんですが……。
ピンコロ体操よりさらに地味なので、飽きないで続けるのが課題になってきそうです。
運動というのは、たいへんでもかんたんでも続けるのがむずかしいんですよね。
それでもわたし、舌回し運動は湯船につかりながらするのが習慣になって続けられているんですよ。だからこのおしり運動も習慣化できるくふうを考え中です。