手作り加熱乾燥生姜で冷えとり

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生姜は生より乾燥させたほうがいい。NHKの「あさイチ」で見たことがあります。

『頭痛はこれで予防できる!』という本に加熱乾燥生姜の作り方が載っていたのでためしに作ってみました。1パックひとかたまりの生姜だと、ほんの少しの粉末になってしまいましたが、凝縮されてる感じで少しの量で効きます。なんにでも使えて家族にも好評です。

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加熱乾燥でジンゲロールをショウガオールに変える

生の生姜に含まれているジンゲロールはからだの表面の血管を広げ、体内の熱を逃がしてしまうんです。ぽかぽかする気がしますが、表面的な温かさなんです。

ところが、生姜を加熱乾燥させてジンゲロールの一部がショウガオールに変化すると、さらにからだの内部の血管を広げ、からだを芯から温められるようになるんです。

さらにショウガオールには抗酸化作用があります。認知症の予防や進行の抑制に期待されているみたいです。

加熱乾燥生姜の作り方

  1. 皮ごときれいに洗います。
  2. 2~3mmほどにスライスします。
  3. オーブンの低温(90℃~100℃)で50分~60分。
  4. 1~2日室温で乾燥させる。
  5. ミルなどで粉末状にする。

ショウガオールのもとになるジンゲロールは、生姜の皮に多く含まれます。ですから皮はむかずに使います。よく洗いましょう。うちのオーブンは140℃以下に設定できないので、時間を短めにしました。

オーブン直後はカリっと乾燥している感じでしたが、二日ほど放置しておくと、湿気でふにゃっとした感じになってしまいました……。ミルにかけても少々粒が粗い。

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できるだけ日当たりのいい場所でよく乾燥させたほうがよさそうです。オーブン直後にカリッと乾燥している場合は、下手に室内で乾燥させるより、すぐ粉末状にしてしまったほうがいいかもしれません。よく乾いているほうがキメの細かな粉末になります。

ココアにも合う

加熱乾燥生姜はなんにでも一つまみ入れれば生姜風味が味わえ、からだも温まりますよ。のどにもやさしい。

うちではお味噌汁にふりかけたり、わたしはココアにも入れて飲んでます。意外と合うんですよ。

あまりにも少しの粉末しかできないのでびっくりしましたが、少しずつ使うのでしばらくはありそうです。家族が気に入ってくれたので、今度は多めに作る予定です。時間がかかる以外はそれほど手間はかかりません。

冷えにお悩みの方はぜひ作ってみてくださいね。ビタミンCといっしょに飲めば風邪薬にもなりそうですよ。