長期間の断食が危険なことは承知していたけれど、ちょっとしたプチ断食もやり方次第では大きな落とし穴がありました。体にたまっている毒素を抜いて体調を整えているつもりが、アレルギーなどの炎症体質を招いてしまっているかもしれないんです。
あなたの断食方法はだいじょうぶ?
目次
断食中の腸内には善玉菌のエサがない?!
断食をすると、ふだんは消化吸収に向けられているいろんな代謝が生命維持の大事な代謝に向けられるようになると言います。
その一方で、断食中の腸内というと、善玉菌のエサがなくなるだけでなく、胃液や腸液といった分泌液や腸細胞が古くなって剥がれ落ちたものなど悪玉菌のエサばかりになるので、悪玉菌優勢になってしまうそうなんです!
善玉菌のエサといえばオリゴ糖!
胃腸の機能回復が問題
腸の細胞は、栄養分のとり方によって、数日の間に消化吸収能の異なる細胞に変化してしまうらしいんです。つまり外から栄養分が入ってこなくなると、腸の消化吸収能は退化し、数日後には通常の食事から栄養分をほとんど処理できない腸へと変わってしまうというんですよ。
働きどおしの腸を休めてあげるつもりでしている断食にはこうした一面があったんですね。だから断食後の復食は、段階的にゆっくり通常の食事に戻していかないといけないんですね。
断食後にドカ食いなんてことをやってしまうと、たちまち消化不良や下痢になるおそれがあるほか、腸細胞を傷つけていわゆるアレルギーなどの炎症体質を招くことになるんですね。
断食後の食事についてはわたし、けっこういい加減にしてました。もしかしたらかえって腸を傷つけていたかも……。これからは慎重にします。
わたしの便秘対策
便秘は腸内環境を悪くするだけでなく、からだに悪影響を及ぼします。少しでも早く改善したい。
わたしが便秘に一番効果があると思ったのは、なんとビタミンC! オリーブオイルやにがり(塩化マグネシウム)が効く人もいます。いろいろです。
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胃腸の機能を低下させ過ぎない
おうちで定期的に行う断食では、胃や腸の機能を低下させ過ぎないのがポイントです。
たとえば、まったく何も食べないというのではなく、善玉菌のエサになるようなジュースを食事代わりにとるようにするといいそうですよ。タンパク質中心の低炭水化物食もまた腸内を悪玉菌優勢にするおそれがあるので気をつけましょう。
ニンジンジュース
ニンジンは健康ジュースの基本素材。
栄養分をなるだけたくさん消化吸収しやすいように、ジューサーで食物繊維を取り除く方法もありますが、腸内環境にとっては、ある程度食物繊維はあったほうがいいってこともあるんですね。
いや、何でもバランスが大事です……。