もともとハウスダストのアレルギー持ちだったんですが、季節を問わず鼻水が出るぐらいの症状でした。ところが更年期になってから何かというと湿疹やかぶれを起こすようになったんですね。
更年期障害でアレルギー症状がひどくなったと思っていたんですが、このところやたらと遅延性だか遅発性アレルギーだかに関する記述が目につくので調べてみたんです。すると、高額な血液検査でいい加減な食品制限の指導を受けている人がたくさんいるということが問題になっていてびっくりしました。
遅延性(遅発型)アレルギーの人が増えてるって話じゃなかったんですね。いい加減なアレルギー検査にひっかかってませんか?
アレルゲンを特定することに意味ある?
わたしの見解ですが、アレルギーというのは体質とかそういうのが原因ではなく、腸の病気だと思ってるんですね。腸は人間の最大の免疫機能を持つところです。そこが疲れたり、具合が悪くなってたらあらゆる病気になる可能性がありますよね。アレルギーだってその一つなんだと思うんです。
子どもが小さかった頃、アレルギーの数値が高かったので検査をお願いしたら、「希望されるならいくらでも検査しますが、アレルゲンは無数にあります。ばく大な検査料がかかりますよ。」と笑われてしまいました。とくに重篤な症状がない限り、アレルゲンを特定する意味はないとも言われました。
アレルギーというと、アレルゲンを完全に排除しないといけないと思いがちですよね。でも実際は、うまく折り合えるようにからだを慣らしていく根気の作業で、まったく排除するところから治療を始めなければならないケースはまれなんだそうです。
アレルギーは、アレルゲンが悪いんじゃなくて過剰に間違った拒否反応をしてしまうからだのほうに問題がある。だからアレルゲンを除去しても意味ないんですよね。
アレルギーには腸を元気にするのが一番
更年期症状でアレルギーがひどくなったように感じるのは、きっと腸が元気じゃないからだと思ってます。だから、対症療法としてかゆみ止めを塗りながら、腸を休めて元気になってもらうことに努めてます。
具体的には、
- 便秘にならない。
- 食べ過ぎない。
ようにします。
便秘対策としては、
- 乳酸菌をとって腸内環境を改善する。
- 腸もみと筋トレをする。
- 冷えとりする。
以上の3つを実践します。
乳酸菌入り朝摘み青汁
わたしが最近飲んでる青汁です。国産大麦若葉100%にラクリス菌が配合されてるだけのシンプルな原料です。続けやすい価格です。あたたかい季節はこれで生野菜と乳酸菌を手軽にとる作戦です。豆乳で割って朝食代わりにしてます。
今困っている症状を抑えることは大事です。場合によっては薬に頼らないといけないこともあるでしょう。でも、同時に根気よく腸の元気をとり戻す対策を続けると、きっとアレルギーはよくなると信じてます。実際に完治させた人たちの話をいくつも拝見しました。なかでも「アトピーが100日で完治した方法!」はいろいろ参考になるブログで愛読してます。
休みなく働き続けてくれている腸の負担を軽くして、根気よく気長にいたわってあげましょう。
遅延性アレルギー検査にお金をかけるのはもったいないですよ。