暗唱しながら有酸素運動すると、認知症予防になると聞いて、さっそく始めてみました。
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インターバル腿上げしながら『雨ニモ負ケズ』
インターバル腿上げをしながら『雨ニモ負ケズ』を暗唱してます。
暗唱なんて小学生以来かもしれません。
とにかくわたしは暗唱や暗記、暗譜も苦手。
覚えようと思えば覚えられなくもないのですが、覚えようとするときの、あの忍耐がどうも好きではない。何度も確認しながら繰り返すあの作業がめんどくさい。
覚えなくてもメモしておけばいいじゃないか、と思ってしまうのです。
もちろん暗算もダメ。だって計算機があるじゃない。
若いときからそんな調子だったので、わたしの認知機能はかなり危ない。超有名人の名前もすんなり出てきたためしがない。
きっと認知テストを受けたらひどいと思う。
で、好きだった『雨ニモ負ケズ』を暗唱することにしました。
計算しながら運動するより暗唱のほうがまだマシなので。
有酸素運動しながら暗唱すると、覚えやすい
覚え方にはいろいろあるのでしょうが、とりあえずメモ書きしたものをチラ見しつつ暗唱しながら、足踏み2分+腿上げ1分を5セットします。
インターバルタイマーのアラームを合図に足踏みと腿上げをかわりばんこに行います。
インターバルタイマー
最大8ステップのタイマーが設定できてとっても便利。
集中して暗唱できないかと思いましたが、意外とそうでもないんですね。
単調なトレーニングは、かえって暗唱にリズム感をくれるようで、じっと座って暗唱するより覚えやすいし、単調な運動は飽きずにできる。
学生のときも、こんなふうに動きながら覚えれば、もっと賢くなったかもしれないと思ったぐらいで、案外集中できるのに驚きました。
そういえば、九九を覚えるときは、お風呂に入りながらとか、ほかのことをしながら、よく言わされてた気がします。動きながらがいいんですね。
時間がたつと忘れてしまうので、何日も繰り返しながら定着させていきます。これがめんどうでおっくうになるところなんですが、運動しながらなので苦にならない。
こうした暗唱は脳にいいとありますが、考えるというより作業に近い感じなので、思考力が高まるかどうかについては少々疑わしい。でも、記憶力維持には役立ちそうです。
暗唱しながらインターバル腿上げすると、あっという間に終了する
暗唱に気をとられていると、あっという間にトレーニングの時間が終わる。気のせいか、あまりしんどくないんですね。声を出して暗唱するので、息が切れてしんどいはずなのに、疲れを感じるヒマがない。もう少し腿上げの時間を長くしてみてもいいかもしれないと思っているところです。
暗唱する目的があると、インターバル腿上げも飽きずに続けられそうです。
好きな文章が暗唱できるとうれしい
単純に名文が暗唱できるようになるとうれしいものです。少しずつ増やしていきたい。
わたしは『暗唱術』という本で取り上げている名文をそのまま暗唱していく予定です。わたし好みのセレクトで、暗唱できるとちょっと自慢できそうな名文ばかり。
著者は65歳から本格的に暗唱を始めたそうです。暗記や暗唱は、いくつになっても練習量でカバーできるとか。
わたしもからだといっしょに脳も鍛えて死ぬまで元気をめざしたいと思います。
わたしのように、運動があんまり好きでないインドア派は、暗唱トレーニング、なかなかですよ。運動が苦痛でなくなります。
脳を活性化し、知的生産力を高めるトレーニング
取り上げている名文のセレクトがわたし好み。幅広いので、誰にでも好きな名文が一つはありそうです。