加工食品の欠点は、添加物だとばかり思ってました。
加工食品の本当の欠点は、栄養バランスにあるんですね。
加工するほど栄養が減る
いくらいい食材を使っていても、加工すればするほど、食材が持っていた栄養分は損なわれてしまうんですね。
熱調理するだけでも失われるビタミンがあることを思うと、かんたんに想像できますよね。
栄養がないだけならまだいいんです。
食べれば食べるほど栄養バランスが崩れる
加工食品の栄養は、ゼロというわけではないんです。いっそゼロだったほうが話はかんたんだったかもしれません。
失われるものがある一方で、加工過程で添加されるものもあるんです。そうしてできた食品の栄養バランスは、本来の食材が持っているものとはまったく違うチグハグなものになっているんですね。
野菜が豊富に使われている加工食品を食べているからといって、野菜不足は決して解消されないんです。
また、栄養分というのは、足りないものをたくさんとればいいというわけではありません。ほかの栄養分とのバランスが大事だったりするわけです。
たとえば、骨粗しょう症が心配だからといって、カルシウムの多い牛乳ばかり飲んでも、それがちゃんと骨にはなりません。カルシウムばかり偏ってとってもカルシウム不足は解消しないどころか、過剰なカルシウム摂取でかえって骨がもろくなる人さえいるんです。
カルシウムは、マグネシウムなどほかのミネラルとのバランスが整ってはじめて有効にはたらきます。カルシウム過多の乳製品は、とり過ぎに注意が必要なんです。
オメガ3とオメガ6の関係はよく知られるようになりましたよね。どっちも大切で必要な油なんですが、現代の食生活はオメガ6がとりやすくてオメガ3がほとんどとれない。このバランスの悪さが重大な問題になってます。
これと同じようなことがほかの栄養分でも起こっているんですね。
ビタミンC
何はともあれビタミンCはたくさんとったほうがよさそうなので、粉で飲んでます。便秘に効きます。
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加工食品とのつきあい方
加工食品は、栄養バランスが偏っていることを知った上で、うまく利用しないといけないんです。
残念ながら、楽しくおいしく食べていれば、バランスよく栄養がとれていた時代は終わってしまったのかもしれません。楽しい食事とからだに必要な食事を両立させるのが難しくなってきているみたいです。
ある程度割り切って、栄養はサプリメントや万能健康ジュースといった健康食品で補助しながらバランスをとっていくしかないのかもしれませんね。
栄養バランスの優れた加工食品ができるようになることを願ってます。