体温を正常に維持することは、想像以上にエネルギーのいることなんだと最近つくづく思います。
わたしは寒さや寒暖差ストレスから片頭痛になることが多いんです。たぶんエネルギーを発生する能力が弱いからなんですね。
いわゆる「体力がない」ってやつです。
ところで、わたしたちのエネルギーってどこからきてるかご存知ですか?
目次
ミトコンドリアがエネルギーを生産している。
生物だったかで習ったことがあるミトコンドリアというものがどうやらエネルギーを作っているそうなんですね。
で、ミトコンドリアというのはどこにあるかというと、
私たちの体を構成する60兆個の細胞には、その一つひとつの細胞の中に数十から数万個という数のミトコンドリアが存在します。
エネルギーがたくさん必要なところにミトコンドリアはたくさん存在しているらしいです。たとえば、心臓とか赤い筋肉など。
ミトコンドリアを弱らせない
気温差に負けない体力をつけるには、まずは今持っているミトコンドリアを弱らせないことが大切です。
そのためには、
- 抗生物質やアスピリンをとり過ぎない。
- ミネラルバランスに注意する。
1.抗生物質やアスピリンはミトコンドリアを攻撃する。
ミトコンドリアはもともと細菌みたいな生物だったと考えられているんです。だから、細菌を殺傷する抗生物質でダメージを受ける可能性が高いんです。
感染症の治療に抗生物質を受けるのはやむを得ないことですが、風邪やウイルス性の病気、あるいは予防のために、安易に抗生物質を服用することは避けたい。
また、食肉など、食品を通して抗生物質をとってしまっている可能性があることも知っておきたいですね。
アスピリンもまた、ミトコンドリアの代謝を妨げ死滅させます。一時的な鎮痛作用と引き換えに、片頭痛体質を悪化させている側面があることも忘れないようにしたい。
抗生物質やアスピリンは、腸内細菌にも少なからず悪影響を及ぼしていることもわかってきています。服用は慎重に最小限に抑えたいところです。
2.ミネラルバランスについて
細胞は、細胞膜にある穴を調整し、細胞内のミネラルイオン濃度を調整することで、代謝をスムーズに行っています。
細胞内にあるミトコンドリアのエネルギー産生やミトコンドリア自体の生死も細胞内のミネラルイオンバランスに大きく影響されることは言うまでもありません。
- カルシウム拮抗薬
- 利尿剤
- マグネシウム不足
- 牛乳の飲み過ぎ
などが原因でミネラルバランスが崩れている場合があります。
とくにマグネシウムは現代人が不足しやすいミネラルであることや、牛乳はカルシウムに偏ったバランスの悪い食品であることはまだまだ知られていません。
ミネラルはバランスよくとらなければ意味がないんですね。
次回は気温差に強くなるために、ミトコンドリアを増やす方法についてまとめます。