きのう、テレビの健康番組で、元気な85歳の生活習慣が紹介されていました。
それが特別な食事とか特別な運動をしているわけではないんですね。
ただ、高齢だから、一人だから、と横着しないで、じつに淡々と規則正しい丁寧な暮らしをされている姿がかっこいいと思いました。見習いたいです。
無理の加減は動いて知る
更年期になると、健康に不安を覚えるようになるんですよね。加齢を思い知らされるショックをたびたび味わうようになります。
確かに、具合が悪いときは、養生しないといけません。無理は禁物です。
だけど、ここでがっくりき過ぎて動かなくなるのが問題なんですよね。どこまでが必要な安息で、どこからが怠けなのか、だんだんわからなくなってくるんです。それで、ついだらだらとして、動かないのがあたりまえになってくるんです。何となくいつもしんどい感じがして、やる気が出ないなんてことが頻繁に起こる。
それでもたまに張り切って動こうものなら、疲れが倍増し、たちまち動けない状態に逆戻りしてしまうんです。
更年期は、ちょうどいいペースを見つけるのがむずかしい時期なんですね。動いては疲れる、を繰り返しても気にしなくていいんです。
一番よくないのは、まったく動かなくなること。気が進まなくても、少しからだを動かしてみたら、案外気が晴れたなんてことがあるものです。たとえ疲れただけに終わっても、どんなときにどれぐらいのことで疲れるのかがだんだんつかめてくると思えばいいんです。
こういうことは、人と比べても意味がない気がします。かつて自分がしていたよい習慣を基準に、自分の暮らしを立て直してみるといいかもしれませんね。
自分でできることは自分でする
高齢になると、何でもかんでも誰かにしてもらわないといけなくなるイメージありませんか?
何でもかんでも誰かにしてもらえることは、ほんとにありがたくうれしいことなんでしょうか?
この年になってわかってきたことなんですが、身の回りのことは自分のペースで自分でする、というのが一番自由で喜ばしいことだと思うんですよ。死ぬまで自分で自分のことができること以上にしあわせなことってないんじゃないでしょうか!
年をとって、体力がなくなって、一人になって、確かにできなくなることも増えていくとは思います。それでもできることはなるだけ自分でしようと努めていくことが大事だと思ってます。
また、高齢で、体力がなくて、一人暮らしでも、安全に、できる限りの自炊や家事ができるようにするサポートを求めていけるようになりたいです。