栄養豊富でバランスのいい食事をするのはむずかしい。かと言って、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを飲み続けるにはお金がかかり過ぎる。
そんなわたしの助けになってくれているのがラブレクラウトです。
ラブレクラウトのレシピ
ラブレクラウトは、『片頭痛の治し方』に掲載されているラブレ菌とザワークラウトを組み合わせた食品のことです。
材料
- キャベツ・・・・1kg
- りんご・・・・・・半分(150g)
- 昆布・・・・・・・適量
- 塩・・・・・・・・・27g(キャベツ+りんご+水の重量比2%)
- 水・・・・・・・・・200cc(初回はラブレ乳酸飲料+水)
- ビタミンC・・・・1g
- クエン酸・・・・・1g
- 粒こしょう・・・・2粒
- ローリエ・・・・・2枚
- 唐辛子・・・・・・1本
- あればキャラウェイシード小さじ半分(なくてもいい)
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作り方
キャベツ以外の材料を混ぜ合わせて調味液を作ります。
リンゴはすりおろし、粒こしょうはあらびき、唐辛子と昆布は細切りにします。
キャベツは適当に千切りして調味液に漬け込み重石をします。
半日から1日後、調味液が上がってきたら重石をとり、表面をラップでおおって空気に触れないようにします。
夏は2~3日、春秋は4~5日、冬は1週間後くらいから食べます。
その後は冷蔵庫で保管します。
臭いが気になるときは、クエン酸を多めにします。
調味液は以降水として使用します。
キャベツを効果的にたくさん食べるメリット
ラブレクラウトはキャベツを効果的にたくさん食べられるレシピです。
キャベツには、
- キャベジン・・・・・・・・・・・キャベツに含まれているビタミンUのこと。胃酸を抑え、肝臓の脂肪蓄積を抑制。十二指腸潰瘍の予防や治療に使われています。
- イソチオシアン酸塩・・・・キャベツに含まれる辛味成分のこと。体内の解毒酵素の働きや抗酸化力を高めます。その抗酸化力はおよそ3日間作用し続け、がんの予防効果も高い。発酵の過程で生成が促進されるので、生キャベツを食べるよりも効果がある。また、生キャベツが持つビタミンCや葉酸も損なわないまま摂取できます。何より、片頭痛を引き起こす血小板の凝集を抑えてくれるんです。血管を柔軟にし、血圧を下げ、血流をよくしてくれます。
以上のすばらしい効能があるんですね。
なぜラブレ菌か?
ラブレ菌は、京都の伝統的なお漬物のすぐきから発見された植物性乳酸菌のことです。
ラブレ菌はほかの乳酸菌と同じように、腸内で短鎖脂肪酸である酢酸・乳酸・酪酸などを生成し、悪玉菌が増え過ぎるのを防ぎます。また、腸管の新陳代謝を活発にし、栄養素の消化吸収や腸管免疫力を高め、がん・老化・免疫力低下などを予防します。
さらに、ナチュラルキラー(NK細胞)活性化・インターフェロンα(NK細胞や、免疫システムを担うマクロファージなどを刺激する)の生成を促進し、がんの発生や転移を予防します。
ラブレ菌は、胃酸や胆汁などの影響を受けにくいので、動物性乳酸菌よりもたくさんの生菌が生きたまま腸に届くと言われているんです。
ラブレクラウトは現代の食習慣の欠点をフォローしてくれる食品
ラブレクラウトは、過食や偏食になりがちな現代の食習慣が引き起こしている栄養不足や活性酸素の発生から身を守ってくれるすばらしい食品なんですね。
食事ごとにラブレクラウトを食べることは、食事ごとにマルチビタミンミネラルサプリメントをとるのと変わらないぐらい健康にいいことなんです。
そう思って、調子が悪いときは、一所懸命ラブレクラウトを食べるようにしていたら、ほんとにいい感じのような気がしてます。