更年期障害も生活習慣病もアレルギーもモトをたどれば錆びやすい体質がいけなかったんです。
錆び体質とは、活性酸素が除去しきれない老化しやすい体質のことです。残念ながらこうすれば一気に改善するといった方法がないだけにあきらめてる人も多いのではないでしょうか。
でも、一つ一つできるところから解決していけば、体質改善は夢ではありません。
錆び体質からの脱却方法をまとめました。参考文献は後藤日出夫著『片頭痛の治し方』です。
実際にできる範囲で行っている取り組みです。
目次
1.食事に含まれる有害物質を避ける
やはりこれは避けて通れない問題みたいです。わたしはここでいつもつまずきます。どうしてって、行き着くところ、何も食べられなくなってしまうからです。
そうは言っても、もうそろそろ、有害物質と果敢にたたかい続けて何とか処理してきてくれた自分のカラダを少しはいたわってあげないといけない気がしてきました。
全部いっぺんにやろうとするから気が遠くなるんです。とりあえずわたしは油から始めました。
正直油だけでも大変ですよ。トランス脂肪を避けるだけでも困難です。あらゆる加工食品や外食がことごとく食べられなくなる。えーっ! これもダメ? って感じです。
と言いながら、つい最近までお惣菜のコロッケ食べてましたし、きのうは買ってきたクリームパンをおいしくいただきました……。完全にはできてません。
そんなときの強い味方? というか心のよりどころがビタミンCとポリフェノールです。とりあえず一緒にとるといいみたい。ぼちぼちがんばってます。
2.腸内環境を整える
これもかんたんじゃないですよ。思い出したら実践を心がけてます。
- 抗生物質やそれを含む食品、防腐剤・抗菌剤を使っている食品を避ける。
- 発酵食品を積極的に食べる。
- 食物繊維とオリゴ糖をたくさんとる。
- 高脂肪・高たんぱく食品は食べ過ぎない。食べるときは食物繊維やオリゴ糖と一緒に食べる。
- 便秘にならないようにする。
- 空腹時にアルコールは飲まない。
- お腹を冷やさない。
3.体内の毒発生と解毒力不足を解消するプチ断食をする
体内の毒発生とはどういうことかというと、悪玉菌優勢の状態のことです。みずから毒を作ってしまっている状態になるんですね。
で、どうするかというと、
- 悪玉菌優勢にしないように善玉菌を応援する。
- 胃腸などの消化管の機能を低下させない。
- 肝臓の解毒負荷を軽くする。
つまり、プチ断食がいいらしいです。
あまりにも何も食べない断食をうかつに長時間行ってしまうと、悪玉菌のエサだけになって悪玉菌優勢になってしまい、さらに胃腸などの消化管は退化して通常の消化ができなくなってしまうおそれがあるんだそうです。だから必要なものは食べたほうがいいんですね。
ただし、たえず有毒物の処理で働き詰めになっている肝臓にはできる限り休んでもらいたい。
そこで野菜ジュースだけで過ごすようなプチ断食を定期的に行うのがよいそうです。
4.炎症体質に傾きがちな生理活性物質のバランスの乱れを正す
生理活性物質のバランスとは、今もっとも言われているオメガ3とオメガ6のバランスのことです。生理活性物質というのは、炎症やアレルギー反応に関わるホルモンみたいな物質のことで、オメガ6やオメガ3の脂肪酸から作られるそうです。
とりやすいオメガ6は炎症を引き起こす活性物質の原料で、それを抑えるのがオメガ3を原料とする活性物質なんですね。
オメガ6を抑え、オメガ3を努めてとるようにすることが大切ってことです。
油だけでもかなりの効果が期待
油だけと言ってもなかなかたいへんなんですが、トランス脂肪を避けるように努めるだけでもアレルギーなんかはかなり改善する場合が多いようなんです。徹底的に精製・加工処理された油をとらないようにすると、数ヶ月でアレルギーが完治する方も少なくないようです。
そんなことを聞いたりすると、はじめはちょくちょく食べていたお惣菜の揚げ物を控えられるようになりました……。もうちょっとだけがんばればわたしも治るんじゃないの? って欲が出てくるんですね。
まだ頭皮がかゆくてダメなんですけど、めげずにできる限りのことをやってみます。これって美容のアンチエイジングにもなるんですよね♪