片頭痛の発症原因を一つにまとめると、過剰な活性酸素なんです。
活性酸素というのは、すべての病気の原因と言われてます。
片頭痛持ちの人は活性酸素が発生しやすい体質なんですって。
それはつまり、老けやすく病気になりやすいからだということ。
何とかしたいですよね。
活性酸素とは?
活性酸素というのは、酸化させるパワーが強力にある活発な酸素のこと。
体内では殺菌消毒といったよいはたらきをしてくれる一面もあるのですが、量が多過ぎるといけません。
からだを酸化、つまりサビらせてしまうんですね。
植物油やトランス脂肪酸のとり過ぎが過剰な活性酸素を発生させている。
植物油(リノール酸)やトランス脂肪酸をとり過ぎると、エネルギーとして消費する脂質代謝が間に合わず、血液中の遊離脂肪酸濃度が高まるんだそう。
血液の中に溶け出した高濃度な遊離脂肪酸は血小板を固まらせ、脳血管壁を傷つけます。
それが活性酸素、ひいては片頭痛の引き金になるんですね。
植物油やトランス脂肪酸をとり過ぎない食生活はこんなにも難しい!
植物油やトランス脂肪酸をとり過ぎないようにすればいいだけのことなんですが、これが非常に難しいのです。
『片頭痛の治し方』ではこんなふうに述べられています。
- 精製・加工処理された植物油をとらない。
- トランス脂肪酸はとらない。
- 市販の揚げ物は食べない。
どうですか? これ、相当厳しいですよ。
低温圧搾で作られた植物油以外はダメということになって、安価な油はいっさい使えなくなります。
マーガリンやショートニング、植物油と表示されているマヨネーズやパン・菓子類、加工食品もダメ。これがつらい。
あらゆる食品にことごとく使われているんですよ、これが。
ほんと嫌になります。
これだけ広く使われているものを今さら禁止になんかできないだろうなぁって思います。
なるだけ避けたいと思っているわたしでも、ときどき食パンや加工食品食べてしまってますから、気にしない人はどえらい量をとってると思います。
毎日の積み重ねがコワイ。
最近では「マグロ過食に注意」なんていう記事もあったりして、食の安全については、最後はどこまで信用するかを自分で決めるしかないんですよね。
わたしの場合はとにかく片頭痛を治したい。だから片頭痛が治ることなら何でもできる範囲でやりたいと思ってやってます。
ほんとは何でも気にしないで食べたいんですけどね……。